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『日本経済新聞』2005年3月18日付 群馬大、産学連携推進で４金融機関と協定 　群馬大学は産学連携を進めるため４金融機関と協定を結ぶ。金融機関が民間 企業と大学を橋渡しする仕組みを整え、企業の新事業や新分野への進出を支援 する。群馬大は学内の研究成果を社会貢献に生かすと同時に、共同研究や保有 特許の活用などによる収益をにらむ。金融機関は新産業創出による新たな資金 需要などを期待できる。 　協定を結ぶのは、東和銀行、群馬銀行、中小企業金融公庫、三井住友銀行。 3月末に調印する。 　産学連携への関心が高まっており、大学の研究者らと共同研究を望む企業は 増えている。しかし民間企業にとって、大学のどの分野の研究者と連携してい いか、わからない場合が多い。企業と取引のある金融機関が相談を受け、該当 する研究者を大学に照会するなどして円滑な連携を目指す。