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『日本経済新聞』2005年3月8日付 山形大工学部、夜間学生に製造業のアルバイトあっせん 山形大学工学部(米沢市)は来年度から、夜間部の学生に地元製造業の昼間 のアルバイトをあっせんする制度をスタートさせる。学生は収入を得ると同時 に、製造現場でスキル(技能)を磨き自らキャリアアップできるのが特徴。山 大工学部では全国から優秀な苦学生を集め、地元での就業を後押しすることで 地域活性化につなげたいとしている。 来年度は試行期間とし新入生の希望者の中から15人程度をあっせんする。受 け入れ先は業績が好調な市内のタカハタ電子、ミユキ精機、米沢放電など情報 技術(IT)系企業6―7社を予定しており、期間は原則3年。賃金や学生の 休み期間をどうするかなどは各社の裁量に任せる。 再来年度から一定の基準を詰めたうえで本格導入。人数も20―30人に拡大、 企業数も10社程度に増やす。一定期間のアルバイト経験は単位として認定する ことも検討中という。 |