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『日本経済新聞』2005年2月23日付 東大病院が会員制検診事業・入会金数百万円？ 　東京大学医学部付属病院（東京・文京）は23日、会員制検診事業を始めると 発表した。同病院が民間企業と共同で手掛ける「22世紀医療センタープロジェ クト」の一環として、2006年春完成予定の新中央診療棟内に最新の画像診断シ ステムを備えた会員制検診施設を開設する。 　陽電子放射断層撮影装置（ＰＥＴ）などを使い、従来の検診では発見が難し いとされていた部位や早期段階のがん細胞などを診断する。検診施設の運営は 会員制リゾートホテル最大手、リゾートトラストの子会社が手掛ける。検査で 病変が見付かった場合は、東大病院で治療が受けられる。 　入会金は同子会社が運営する会員制ＰＥＴ検診施設（入会一時金400万円、年 会費15万円）と同程度になる見通し。会員数は3000―4000人を見込む。