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『琉球新報』2005年2月23日付 森田孟進氏が“3選” 琉球大学学長選考 任期満了に伴い、法人化後初めて実施された琉球大学の学長選考で、同大の 学長選考会議(新城俊也委員長)は22日、森田孟進学長(67)の再任を決 定した。任期はことし6月1日から2007年3月31日まで。 森田学長は玉城村出身。1968年東京都立大学大学院人文科学研究科修士 課程修了。85年琉大教養学部教授に就任後、教養部長、大学教育センター長 を歴任し、99年6月に第14代の学長に就任した。専門はフランス文学、比 較文学。 森田学長は「法人化という大きな変化に対応すべく、琉大のために全力を挙 げていきたい」と抱負を語った。 森田学長は3期目。同大は3期連続の学長就任を禁止しているが、学長選考 会議は森田学長を「法人化に移行し1期目」とみなし、候補者となることを許 可していた。 同大は法人化移行で、従来の学長選挙を廃止し、教職員による投票はあるも のの、あくまで「意向調査」となった。そのため、投票結果と学長選考会議の 選考の整合性が注目されていたが、投票結果と同じ決定となった。 |