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『朝日新聞』三重版 2005年2月12日付

三重大授業料、値上げ


 三重大は10日、新年度から学部と大学院修士課程(博士前期課程)の授業
料を、52万800円から53万5800円へ値上げする方針を発表した。大
学院博士課程(博士後期課程)、研究生、専攻生、委託生の授業料は据え置く。

 国立大の授業料の目安となる標準額を現行より1万5千円引き上げる国の0
5年度予算案に伴う措置で、予算成立とともに改定する。「現在の教育、研究
水準を維持するには授業料を値上げせざるを得ない」と説明している。

 大学院博士課程については、優秀な研究者を養成する観点から、保護者の収
入に頼らない学生らへの影響を避けるため、据え置きを決めた。研究生などに
ついては、留学生が半数以上を占めることを考慮した。