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新首都圏ネットワーク

2004/2/9 朝日新聞山形版

「さんさんプラン」名前なくなる?
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 副担任制メーン 斎藤氏の方針で

  さんさんプランの名前がなくなる?−−県教委が中学1年生への導入を目指す少人数
学級制度で、高橋和雄知事が推進してきた「さんさんプラン」という事業名をやめる可能
性が大きくなった。新知事の斎藤弘氏が中学1年では英語・数学の副担任制とのいずれか
を選ぶ選択制にする方針を示したためで、県教委は新たな事業名を検討しているが、職員
からは「早くも高橋カラー一掃か」との声も出ている。

  斎藤氏は、選択制について、あくまで副担任制がメーンとの考えを示しており、さん
さんプランについては「排除しない」という消極的な立場。このため、小学校での事業名
としては今後も残るものの、中学1年への新指導法の事業名には「さんさんプランは使え
ない」(県教委)としており、05年度骨格予算案を議会各会派に示す15日までに決め
るとみられる。

  さんさんプランは1学級を33人以下にするという少人数学級制度の呼称。今年度ま
でに小学校の全学年に導入され、国も追従。高橋知事の実績とされるとともに、県内でも
親しまれている。
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