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『毎日新聞』2005年1月25日付 東大:大学院博士課程の授業料は据え置き 東京大は25日、国立大授業料の目安となる標準額が今春引き上げられても、 大学院博士課程の授業料は据え置くと発表した。自活している院生や外国人留 学生への影響を避けるため。学部と大学院修士課程は標準額に合わせて値上げ せざるを得ないとしている。佐々木毅学長は「社会的な一大問題と化している」 と国の標準額値上げを批判するコメントを出した。 国立大授業料は昨春の法人化に伴い、標準額を目安に各校の判断で決める。 文部科学省は今春、標準額を現行の52万800円から1万5000円上げる 予定。授業料を据え置いたり下げることも可能だが、大学にとって減収となる。 |