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新首都圏ネットワーク


共同通信配信記事 2005年1月19日付

研究目指す助手は「助教」 2分類、補助者はそのまま


 大学の教員組織の在り方を検討していた中教審の委員会は19日、現行の助
手を2種類に分け、自ら教育研究する人は「助教(じょきょう)」とし、研究
教育の補助者はそのまま「助手」とすることを決めた。

 現行の学校教育法は「大学は学長、教授、助教授、助手および事務職員を置
かなければならない」と規定している。委員会は既に助教授を「准教授」に改
める方針を決めており、今後は「教授、准教授、助教、助手」になる。

 文部科学省は中教審大学分科会の審議を経て21日から始まる通常国会にも
学校教育法改正案を提出する。早ければ2007年に各地の大学で新しい職名
が登場しそうだ。