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『毎日新聞』岩手版 2004年1月12日付

参与に法人化の狙いなどを説明−−県立大 /岩手


 4月から独立行政法人化する県立大(西沢潤一学長)の最後の参与会が11
日、同大で開かれ、有識者で構成される参与に対し、公立大学法人の仕組みや
狙いが説明された。

 大学側は法人化に伴い▽自己責任による運営▽民間感覚を取り入れた弾力的
な財政運営▽情報公開の充実▽業績主義による人事管理−−に重点を置くこと
を説明した。参与からは「法人化によって大学の理念は変更されるのか」「教
員はどのように業績評価されるのか」などの質問が出た。

 4月から首都大学東京の学長就任が決まっている西沢学長は「県立大を離れ
ても私の気持ちから岩手がなくなることは決してない」と、首都大と県立大と
の交流に力を入れる考えを示した。【手塚さや香】