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高等教育研究会(SHES)研究会案内 http://www.bekkoame.ne.jp/ha/shes/ 第56回定例研究会 「国立大学法人1年目の冬を迎えて」 2004 年は、国立大学法人がスタートするとともに、第三者評価の法的義務付け、 専門職大学院の開設など、高等教育の大きな転換点となっています。国立大学 法人は、六つの評価機関から評価がおこなわれることになっていますが、その 中で、国立大学法人評価委員会が、各国立大学法人の中期目標・中期計画案を 承認する際に、「記述が抽象的である」などと指摘して修正を促した結果、 「数値目標」を明示する大学が増えました。 しかし、そうした動向をみていると、何のための大学評価なのかという危惧を もたざるをえません。また、評価関係の書類づくりにおわれて、教育面でもし わ寄せが起きているという実情も明らかになっている中で、今後の大学づくり のあり方が問われています。 今回の定例研究会では、これまでの国立大学の組織運営のあり方などが、法人 化によって大きく様変わりする中で、教職員の間で「国立大学法人」へ移行す る際に組織運営などをめぐってどのような議論がおこなわれてきたのか、また 法人化1年目の現時点において、どのような問題に直面しているのか、職場の実 情を交えてご報告をいただきます。お忙しい中ではございますが、皆様のご参 加をお待ちしております。 記 *日時 : 2005年1月20日(木) 午後6時30分より *場所 : 京都私学会館204号室 *報告者 : 大西 広氏(京都大学) 京都大学1年目職員からの話題提供(要請中) |