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新首都圏ネットワーク


『毎日新聞』2004年12月31日付

県と島根大が地域振興で連携、覚書を締結 /島根


 県と島根大学はこのほど、お互いが持つ人的、物的な資源を活用し、地域の
課題解決や振興を図るために「連携に関する覚書」を結んだ。

 健康・福祉、教育・文化、自然・環境、産業・科学技術の各分野での連携を
想定。県側は部長・局長級、大学側は副学長や事務局長が出て「連携推進連絡
協議会」を設置。医療体制の充実や、汽水域の研究、中山間地域の環境保全な
どさまざまな課題に関する事業の策定や、情報交換を行っていく。

 覚書を交わした澄田信義知事は「活力ある島根をつくるため、これまで以上
に大学と連携していきたい」とあいさつ。本田雄一学長も「従来学部や個々の
教員レベルだった連携を、組織として一体的に取り組みたい」と抱負を述べた。
【高田房二郎】