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新首都圏ネットワーク


『読売新聞』2004年12月25日付

滋賀医大労基署が立ち入り調査
教職員団体申し入れ 「超勤手当未払い」


 教職員の超過勤務手当が支払われていないケ−スがあるとして、滋資医科大
教職員団体(西山勝夫会長)が二十四日までに、大津労働基準監督署に労働基
準法に基づく立ち入り調査や改善指導などを求め、監督署はこの日、大学に調
査に入った。

 教職員団体によると、大学側から命令されていない超過勤務について、手当
てが未払いの場合があるという。八月以降、大学側と労使協議を重ねてきたが
合意できず、教職員団体が今月十六日、監督署に調査などを申し入れたという。

 大学側によると、二十四日午後に監督署が調査に入り、教職員の超過勤務時
間や勤務実態の把握の仕方などについて聞いたという。

 同大学の前原義久・庶務課長は「命じていない超過勤務について手当てを支
払う必要はなく、未払いの事実はない」と説明している。