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『京都新聞』2004年12月27日付 大学評価の問題を考える 1月に学術誌発刊 大学評価学会(事務局・京都市伏見区)は、文部科学省の認証機関が実施す る大学評価の問題を考える学術誌「21世紀の教育・研究と大学評価」=写真 =を1月10日に発刊する。 素粒子論の権威・益川敏英京都産業大教授は「本当に社会に役立つ基礎研究 は100年の単位で見るべきだ」と強調、「中間段階をおろそかにすればしっ ぺ返しがくる」と経済的視点に基づく評価の在り方に警鐘。 海部宣男国立天文台台長が「評価は必要だが達成度や数値目標などの姿勢が 問題」とするなど、識者が大学の行く末を論じている。A5判90ページ。1000 円。晃洋書房。 |