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新首都圏ネットワーク


首都圏ネット事務局です。国立大学協会が各会員校に送付した文書を
入手しましたので、お知らせいたします。予算問題の情勢は深刻です。

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                         国大協企画第114号
                           平成16年12月14日

会員代表者 各 位

                        社団法人 国立大学協会
                       会長  佐 々 木  毅



    平成17年度国立大学関連予算にかかる諸情勢等について


 国立大学関連予算の充実については、先日の本協会臨時総会における決議を
受けて、文部科学大臣へ文部科学事務次官を通じて要請書を提出したところで
ありますが、その後執行部において財務省主計局幹部と面談して、要請の趣旨
を説明し理解を求めたところであります。この席において、現時点では次のよ
うな状況にあることを確認しました。

授業料の標準額について、増額改定が行われる方向については、避けられない
情勢にあること。

文教施設費における施設整備費補助金については、極めて厳しい査定方針が示
されており、このまま推移すると老朽施設の改修を含む新規事業は、ほとんど
採択の対象にならないなどの厳しい情勢が想定されること。

 政府予算案の編成作業は、12月20日頃からスタートして、数日間の復活
折衝などを経て閣議決定される予定ですが、各学長におかれては、上記のよう
な情勢が進行していることを念頭において頂き、ご判断と可能な範囲において、
関係各方面に対して必要な要請行動などを展開して頂ければ、幸甚に存じます。

以上