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新首都圏ネットワーク


2004年11月5日(金)「しんぶん赤旗」

教育充実へ国会要請

全大教と石井、小林議員懇談
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全大教の集会。あいさつするのは石井郁子衆院議員=4日、国会衆院議員会館

 全国大学高専教職員組合(全大教)が四日、大学・高等教育の充実を目指す国会要請行
動をおこない、全国から四十人以上が参加しました。

 (1)国立大学などに対する運営費交付金の増額(2)現在進行しつつある無限定な任期制導
入について慎重な運用が図られるよう努めること(3)政府の大学・高等教育に対する公費
投入額を欧米並みのGDP比1%にすること(4)法人移行後の問題点と課題についての徹
底的審議―を求めて、政党・議員に要請しました。

 これに先立ち国会内で開かれた集会で、関本英太郎執行委員長は、国立大学の法人化に
よって多くの問題が噴出していることを指摘。日本共産党の石井郁子衆院議員があいさつ
し、「国会でも追及しているが、政府は大学の実態が分かっていない。来年度からはさら
に1%効率化係数が掛けられるが、これでいったい学生・院生への責任を果たしうるのか
、皆さんも声を上げてほしい。国会内でもさらに追及していく」と励ましました。社民党
もあいさつしました。

 各議員への要請で、日本共産党は石井議員、小林美恵子参院議員が応対して懇談。また
日本共産党本部(東京都渋谷区)では岡村宏輔学術・文化委員会責任者らが、訪れた全大
教の藤田進書記次長らと懇談しました。

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