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『日本経済新聞』中国版 2004年10月27日付

広島大、コミュニケーションマークを企業などに無償供与


 広島大学は26日、同大学のコミュニケーションマークの使用を公開し、民間
企業などに原則3年間無償で貸与することを決めた。マークを使った様々な「広
島大グッズ」を開発、販売してもらい、大学の認知度を高めるのが狙い。今春
の国立大学の独立法人化を機に各大学では独自のPR作戦を展開しているが、
マーク使用の公開は珍しい。

 広島大は4月、ユニバーシティー・アイデンティティーの一環としてコミュニ
ケーションマークを策定。商標登録出願中で、早ければ年内にも登録される見
通し。

 マーケティング戦略の一つとしてマークの使用を希望する民間企業などを募
集する。今年度中に申請し、国内販売などの使用条件に合格した企業などは契
約日から原則3年間、無償でマークを利用できる。4年目以降は販売実績などを
勘案しロイヤルティー費用の徴収や取り消しなどについて個別に検討する。