トップへ戻る   以前の記事は、こちらの更新記事履歴
新首都圏ネットワーク


共同通信配信記事 2004年10月26日付

国立大に初のコンビニ開設
京都大 12月6日オープン

 京都大(京都市左京区)とローソン(本社・大阪府吹田市)は26日、吉田
南キャンパスにコンビニエンスストアを開設すると発表した。講義室や研究室
がある総合館北棟地下フロアに12月6日にオープンする。国立大構内でのコ
ンビニ開業は初めてという。

 法人化を機に、学生教職員の利便性を高めるため、生協に無いサービスをそ
ろえて長時間営業が可能なコンビニ開設を決めた。年末年始を除き無休で、午
前7時から午後9時まで営業する。当初は24時間営業を検討していたが、近
隣住民に配慮して深夜は営業しない。

 店舗には関東で展開してる「ナチュラル・ローソン」で扱うミネラル水や無
農薬・減農薬食品も並べる。キャンパス内であるため、酒やたばこ、成人向け
雑誌は販売しない。さらに、全国のローソン店舗のマルチメディア端末「Lo
ppi」で、京都大の入学願書などの取り寄せや公開講座の申し込みなども行
える。

 尾池和夫京大総長は「学生も夜、腹が減っては勉強もできない。大学は常に
オープンしているので、近所の方にもぜひ利用してもらいたい」という。篠崎
良夫近畿ローソン支社長は「ローソンのイメージアップにつながる」と話して
いる。