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共同通信配信記事 2004年10月13日付 都立大がCOEを返上 研究メンバーの移行保留で 東京都立大の茂木俊彦学長は13日、文部科学省が先駆的な大学研究に予算 を重点配分する「21世紀COEプログラム」に選定された研究について、2 005年度以降の継続が困難になったとして、同省に断念を伝えた。文科省も 了承した。 都立大は来春「首都大学東京」に改組するが、事務局は「研究メンバーの多 くが新大学への移行を保留しているため」と説明している。 2002年度から始まったCOEで、事業を返上するのは初めて。 研究は02年度に選ばれた「金融市場のミクロ構造と制度設計」。03年度 は7700万円の補助金の交付を受けており、5年間継続する予定だった。 |