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「天動説」の小学生4割=月の満ち欠けと月食も混同−国立天文台調査

「太陽は地球の周りを回っている」と思う子供が4割、月の満ち欠けが起きるのは「月
が地球の影に入るから」と、月食と混同している子供も4割−。国立天文台の縣秀彦助
教授や小学校教諭らが20日までに全国の公立小学校4〜6年生を対象に調査したとこ
ろ、こんなショッキングな結果が出た。

縣助教授は21日から岩手大で開かれる日本天文学会で、「理科の授業で、地球が丸い
ことや自転、公転していることさえ扱わないのが原因」として、学習指導要領を改善す
るよう訴える。 


[時事通信社:2004年09月20日 16時10分]