トップへ戻る   以前の記事は、こちらの更新記事履歴
新首都圏ネットワーク


大学院は最多、学部は微減 来春の国立大入学定員


共同通信ニュース速報

 文部科学省は30日、4月から法人化した国立大の来年度の入学
定員をまとめた。総数は、4年制学部が9万6485人で前年度に
比べ40人減る一方で、大学院は1248人増の5万4889人と
過去最多を更新する。
 18歳人口の減少や国の大学院重点化政策の影響で、4年制学部
の定員は11年連続の減少となり、大学院は1957年度以降増え
続けている。
 大学院は、修士課程の720人、博士課程の113人増えるのに
加え、来春新設される13の専門職大学院の分として415人増え
る。
 専門職大学院のうち、北海道大と東北大の会計系、東大の原子力、
九州大の臨床心理分野は国立では初めて。
 ほかは筑波、信州、静岡大が法科大学院、北海道、一橋が公共政
策大学院、山口など4校がビジネス系大学院。
 4年制学部では、山口大と琉球大が国立では初めて観光関連の学
科を新設する。
                           (了)
[2004-08-30-18:20]