トップへ戻る   以前の記事は、こちらの更新記事履歴
新首都圏ネットワーク


今春の大卒者の就職率 55.8%でわずかに改善 文科省調


NHKニュース速報

この春、大学を卒業して就職した人の割合は五十五・八パーセントと、過去最低
だった去年よりわずかに改善したことが文部科学省の調査で判りました。

 文部科学省は、この春、大学を卒業した人の進路について、全国の全ての大学
を対象に調査し、その結果をまとめました。

 それによりますと、この春、大学を卒業した人の就職率は五十五・八パーセン
トで、長引く景気低迷の影響を受けて過去最低だった去年より〇・七ポイント改
善しました。

 男女別では、▽男性が五十三・一パーセントで去年より〇・五ポイント改善し
▽女性も五十九・七パーセントと〇・九ポイント上がりました。

 また、大学院などに進学した人の割合は十一・八パーセントと去年より〇・四
ポイント上がり、過去最高となりました。

 その一方で、大学を卒業後進学も就職もしなかった人は十一万人余りで、五年
連続して二十パーセントを超えました。

 これについて文部科学省は「景気が上向きになったのと各大学が就職指導に力
を入れてきた成果だと思う」としています。

[2004-08-11-12:56]