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新首都圏ネットワーク


『中国新聞』2004年8月4日付

広島大に労働時間改善指導  労基署

 広島労働基準監督署は三日、労働時間の管理を適正にするよう広島大に改善を文書で指導した。同大教職員組合が、国立大法人化後、時間外労働の賃金未払
いがあるなどとして七月中旬、告発していた。
 告発状では(1)労使協定を超える時間外労働があるのに大学側が実労働時間の把握をしていない(2)割増賃金が実態に即していないなどと訴えていた。
 改善指導はこれら二点も含んでいる。同大人事部は「すでに改善すべきところは改善しつつある。法人化に対して管理職の意識改革がついていかなかった面
がある。研修なども実施して適正な労働時間管理に努めたい」と話している。