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早大の教員年金減額は無効 名誉教授ら130人提訴


共同通信ニュース速報

 早稲田大学が元教職員に支給する年金の減額を一方的に決めたの
は法的な根拠がないとして、年金受給者の安藤哲吉名誉教授ら約1
30人が6日、大学を相手に減額の無効確認を求める訴訟を東京地
裁に起こした。
 訴状などによると、早大は昨年4月以降、受給者向けの広報など
で「深刻な積み立て不足のため、このままでは近く年金制度が破た
んする」と支給額削減の必要性を説明。今年4月「今後5年間で段
階的に35%減額する」と文書で通知した。
 早大の年金規則には減額に関する規定がなく、原告側は「減額の
通知は単なる申し入れで、承諾しない限り、現在のままの額を受給
できる」と主張している。               (了)
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[2004-07-06-17:40]