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『日本経済新聞』2004年6月7日付

奈良先端大、入試上位者に研究費を支給


 奈良先端科学技術大学院大学の情報科学研究科は来年度から、入学試験の成
績が上位5%以内の学生に年額約100万〜150万円の研究関連費を支給する制度
を設ける。通常の研究費のほか学会参加のための海外渡航費などを支給する。
学費面で優遇することで優秀な学生を集めるのが狙い。

 国立大の法人化で予算を柔軟に使えるようになり実現した。法科大学院など
では成績上位者に授業料を免除する制度があるが、研究費を学生個人に支給す
るのは国立大では初めてという。