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新首都圏ネットワーク


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Academia e-Network Letter No 113 (2004.05.20 Thu)
http://letter.ac-net.org/04/05/20-113.php
ログ http://letter.ac-net.org/log.php
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高遠さんたちに敬意表明と激励の緊急メッセージ(第二次集約5月21日)
PC: http://ac-net.org/honor/
i-mode: http://ac-net.org/honor/i
5月19日現在賛同者5680名(内、大学関係者賛同者数1649名)
メッセージ2799通

━┫AcNet Letter 113 目次┣━━━━━━━━━ 2004.05.20 ━━━━

【1】「首都大学東京学部長予定者」前田雅英氏・井上晴夫氏・
石島辰太郎氏・繁田雅弘氏への公開質問状 2004.5.18
http://www.bcomp.metro-u.ac.jp/~jok/to-kubi-gakubucho.html

【2】 帰国報告集会5月20日18時30分より中野ZERO小ホール
  郡山さんら3人の解放、渡辺さん、安田さんの解放!
http://www1.jca.apc.org/aml/200405/39611.html

 【2-1】 5/20帰国集会へのメッセージより
「政府のドロ舟に一緒に乗るのはやめよう!」
   グローバル・ウォッチ/パリ  コリン・コバヤシ 
http://www1.jca.apc.org/aml/200405/39684.html

【2-2】緊急出版: 日本政府よ!嘘をつくな!
---自衛隊派兵、イラク日本人拉致事件の情報操作を暴く
グローバル・ウォッチ(Global Watch)編集
http://www1.jca.apc.org/aml/200405/39700.html

━ AcNet Letter 113 【1】━━━━━━━━━━ 2004.05.20 ━━━━━━

「首都大学東京学部長予定者」への公開質問状 2004.5.18
http://www.bcomp.metro-u.ac.jp/~jok/to-kubi-gakubucho.html
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質問状

2004年5月18日

開かれた大学改革を求める会,東京都立大学学生自治会執行委員会,
東京都立大学人文科学研究科院生会,東京都立大学文系助手会有志から,
「首都大学東京学部長予定者」へ


   「首都大学東京都市教養学部」学部長予定者
前田雅英 殿

   「首都大学東京都市環境学部」学部長予定者
井上晴夫 殿

   「首都大学東京システムデザイン学部」学部長予定者
石島辰太郎 殿

   「首都大学東京健康福祉学部」学部長予定者
繁田雅弘 殿


2003年8月1日の「都立の新しい大学の構想について」の発表及びそ
れ以降東京都大学管理本部が「新大学設立」に向けて進めてきた手
続きはあまりに非民主主義的である、とこれまで私たちは批判して
きました。都立大学の公式機関も、2003年10月7日付総長声明「新
大学設立準備体制の速やかな再構築を求める」、あるいは、2004年
3月9日付評議会見解で同様の趣旨の批判を行なっています。

このような状況下、4月9日付山口一久大学管理本部長名義文書「各
大学教職員の皆様へ」には「首都大学東京」における当該学部の学
部長予定者として貴殿の名が挙げられています。この件についても
不明な点が多いため、学部長に「指名」された方々に以下11項目
の質問をお送りいたしますのでお答えをいただけるようお願い申し
上げます。ご回答は文書によって5月25日までに同封の封筒にて、
郵便あるいは学内便にて東京都立大学人文学部西川直子宛にご送付
いただくか、下記「開かれた大学改革を求める会」電子メールアド
レスまでお送りください。

なおこの質問状及びご回答は公開することをあらかじめお断わりし
ておきます。またお答えによっては、新たな質問をさせていただく
場合もある点をご承知おきください。

開かれた大学改革を求める会
東京都立大学学生自治会執行委員会
東京都立大学人文科学研究科院生会
東京都立大学文系助手会有志

*「開かれた大学改革を求める会」は東京都立大学の教員・学生よ
りなる団体です。代表は目下西川直子人文学部教授が務めます。

電子メールアドレス: hirakaretadaigakukaikaku@yahoo.co.jp


【学部長の選出について】

質問第1[選出の経緯]

貴殿が「首都大学東京」における当該学部長に選出された経緯は、
これまでのところ都民にも新大学を構成する中心となるべき現都立
4大学教職員にもいっさい知らされておりません。いかなる経緯で
貴殿が学部長予定者となったかについてご説明ください。


質問第2[「学部長予定者」としての姿勢]

東京都立大学ではこれまで、学部長、研究科長の選出は、教授会メ
ンバー、助手、職員という構成員の投票によって為されてきました。
さらに人文学部長については、学生の総意を諮る規定もあります。

私たちは「開かれた大学改革を求める」立場から、新大学の学部長
予定者についても、構成員の意思を反映する人選がなされるべきだ
と考えておりますが、貴殿はなぜ管理本部の「指名」を受け入れら
れたのか、そのお考えをお示しください。

また今後貴殿が、「首都大学東京」構成員による従来のような投票
によって、信任を取りつける用意があるか否か、お答えください。
拒否される場合、その根拠もご提示ください。


質問第3[今後新大学における学部長・学長・理事長選出法への考え]

東京都立大学では学部長、研究科長とともに、総長の選出も構成員
の投票によって為されてきました。また総長候補予定者については
学生の投票によって非適任と見なされた者を除斥する内規もありま
す。

2005年度に「首都大学東京」が発足したと仮定して、以後当大学に
おける、学長、理事長、そして各学部長の選出をいかなる手続きで
なすべきであるか、お考えをお示しください。

#(以下、見出しを掲載)

【大学管理本部の踏む手続きについて】

質問第4[これまでのやり方についての評価]

質問第5[今後いかに進めてゆくべきか]

【現行大学における研究・教育の保障について】

質問第6[現状をどう捉えるか]

質問第7[来年度以降の現行大学における教育保障]

【「首都大学東京」案への評価】

質問第8[現行大学の評価]

質問第9[新大学案の評価]

質問第10[助手の位置づけ]

質問第11[法人化にあたっての人事給与制度案への評価]

━ AcNet Letter 113 【2】━━━━━━━━━━ 2004.05.20 ━━

■5/20帰国報告集会■
  郡山さんら3人の解放、渡辺さん、安田さんの解放!
http://www1.jca.apc.org/aml/200405/39611.html
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日時 5月20日(木)18時30分〜
場所 東京都中野区「中野ZERO小ホール」
  JR中央線・総武線中野駅下車徒歩8分(中野駅南口)
     会場費 1000円

  ●緊急帰国集会概要

  ◆渡辺修孝さん、安田純平さん、郡山総一郎さんの報告
    ――コーディネーター・広河隆一さん

  ◆リーディング・渡辺美佐子さん「イラクからのメッセージ」

  ◆あいさつ・井上ひさしさん、武者小路公秀さんほか

  ◆ビースボート代表・吉岡達也さんの報告 

●主催 5・20集会実行委員会

●問い合わせ先「米兵・自衛官人権ホットライン」
電話 03−3369−3977 
 メール  gi−heisi@jca.apc.org

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【2-1】 5/20帰国集会へのコバヤシ氏のメッセージ
「政府のドロ舟に一緒に乗るのはやめよう!」
   グローバル・ウォッチ/パリ  コリン・コバヤシ 
http://www1.jca.apc.org/aml/200405/39684.html
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「・・・・・・昨年12月、「イラク民主化潮流」のリーダー、リカー
ビ氏は、小泉首相と会談しました。リカービ氏は「イラク民主化潮
流」の提案として、日本のとるべき方向として自衛隊派兵ではなく、
湿原復興計画を提案したのです。これは日本政府への名誉ある国際
協力の方法でありえたのです。ところが小泉政権は、湿原復興計画
を自衛隊派遣のカモフラージュとして使い、南部の部族長の子息だ
と強調して、あたかもサマワのイラク人たちみんなが自衛隊を歓迎
しているというムード作りをしようとしたのです。これは明らかに
重大な情報操作です。

・・・・・・私たちは現在のイラクの支離滅裂な状況に黙っていて
いいのでしょうか。それに加担している自衛隊派兵を許しておいて
いいのでしょうか。親から命令されなくとも、上司から命令されな
くとも、社長から命令されなくとも、大臣から命令されなくとも、
誰から命令されなくとも、私たちは自由に行動をとる力と自己決定
権をもっているはずです。私たちは、私たちの意志で行動を起こす
ことができるはずです。ましてや、マジョリティーの平和に対する
願いを無視して、自衛隊派遣を継続している小泉政権に対して、黙っ
ているいわれはありません。これ以上黙っていたら、政府のドロ舟
に一緒に乗り込まされて、沈没するのを待つだけです。

・・・・・・平和を願う市民は、世界の至る所にいます。世界の
1500万人もの市民がほぼ同時に反戦のために動いたことがかつてあっ
たでしょうか。今回の拉致事件では私たちがおこなったことは微々
たる援助に過ぎません。この事件を通して私たちが世界の市民と繋
がったことによって、政府さえ得られなかった多くの情報を私たち
市民側が把握できたこともまた事実です。そして市民パワーにもで
きることがあると、夢を見させてくれたのです。私たちは私たちの
希望を実現するためにイラクの人々と手を取り合い、連帯して大き
な共生の輪を広げ、自衛隊を撤退させ、戦争を一刻も早くストップ
させようではありませんか。」

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【2-2】緊急出版
日本政府よ!嘘をつくな!
---自衛隊派兵、イラク日本人拉致事件の情報操作を暴く
グローバル・ウォッチ(Global Watch)編集
http://www1.jca.apc.org/aml/200405/39700.html
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■グローバル・ウォッチ(Global Watch)■
現在、世界で手を結びあってきている反戦・反グローバリゼーショ
ンの市民たちのネットワークの中から生まれた。情報操作され真実
を伝えない現在のマスメディアに対抗して、グローバル市民ネット
ワークによって、世界各地から真実の情報を伝えあう活動を行なっ
ている。

【目次】

第I部 ●イラク日本人拉致事件、解放までの真実
――無策の日本政府と市民ネットワークの活躍

・世界の市民運動ネットワークが、
  イラク日本人拉致事件解決に寄与した!

・イラク日本人拉致事件の経緯

・日本の反戦ネットワークが、
  イラク民衆のレジスタンス・ネットワークとつながった!

第II部 ●リカービ/小泉首相会談と日本政府の情報操作
――私は、小泉首相に騙された!

・イラク民主化リーダー/リカービ氏インタヴュー
  「私が、日本の人々に、本当に言いたかったこと」

・リカービ氏とイラク民主化運動

・リカービ氏来日における情報操作とメディア報道

ISBN:4-87893-637-1 C0036
発売:2004年5月19日
定価:本体1500円(税別)
A5判並製184頁
発行:作品社 
TEL 03-3262-9753 FAX 03-3262-9757

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