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『日本経済新聞』2004年4月20日付

北大の産学連携研究施設、函館市が建設費を直接負担


 北海道大学が計画している海洋水産研究棟の建設に、函館市が資金提供する
方針を固めた。国立大の施設建設に自治体が直接、資金提供するのは初めて。
4月の国立大学法人化に伴い、大学側は外部資金の調達に積極的になっており、
産学官連携で産業基盤を強化したい地元自治体との思惑が一致した。

 函館市が資金提供するのは北大水産学部(函館市)のマリンフロンティア研
究棟2号棟(3階建て、延べ床面積約2500平方メートル)の建設費の一部1億数千
万円。北大が民間との共同研究施設として2005年度の着工を目指しているもの
で、資金提供は寄付の形を取る。