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『日本経済新聞』2004年4月26日付 大学発ＶＢ約800社に・経産省調査 　大学の研究成果を基に設立されたベンチャー企業の数が、2003年度末に累計 で約800社に達したことが経済産業省の調査でわかった。前年度より約120社増 えた。特に大学での先端研究が強みを発揮するバイオ・医療関連分野で急伸し、 293社と全体の約37％を占めた。2003年度に設立された大学発ＶＢ全体のうち、 バイオ・医療関連企業は64社と53％を占めた。ＩＴ（情報技術）ソフト関連な ど大半の業種で2002年度に比べて新設数が減ったが、環境関連企業は15社と上 回った。 　新設企業数が順調に増える一方、すでに16社が倒産や清算などで活動を休止 していることも明らかになった。政府は2004年度末までに大学発ＶＢの累計設 立数を1000社にする計画を進めている。「2004年4月の国立大学の独立法人化な どの追い風もあり、計画はほぼ達成できそう」（経産省）としている。