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新首都圏ネットワーク

高等教育フォーラム各位
大阪外大教職員組合書記長の今岡良子です。
おかげさまで、今日、36協定の締結が終わり、
以下、すべての労使協定の締結が終わりました。
賃金控除に関する協定(4月2日締結)
賃金の口座振込みに関する協定(4月2日締結)
一斉休憩の適用除外に関する労使協定(4月8日締結)
専門業務型裁量労働制に関する協定(4月8日締結)
時間外労働及び休日労働に関する労使協定(4月9日締結)

賃金控除に関する労使協定は、組合費のチェックオフの労働協約と
いっしょに締結しました。
今日は、組合事務室の貸与に関する労働協約に入りましたが、
利用料金をとる、という話になり、中断しました。

労使協定については、当局は
認識が一致した点でも、本文に詳細に書くことを嫌がり、
「自明なことは書かない」と渋り、
また、「覚書」という言葉を嫌がりましたが、
結局「議事録」という言葉で別紙に書くことを認めさせました。
労使協定書を教職員に配布するときに
議事録もいっしょに配布することも約束しました。

たとえば、
専門業務型裁量労働制に関する議事録には、
1.裁量労働制の対象は,全教員が対象である。
2.授業,諸会議,研修,大学行事等,本学の業務運営上学長が必要と認める
業務の遂行に支障のない場合は,学長の許可を得て学外において勤務することを
認める。
3.教員の評価の実施方法等については,別途検討中であり,裁量労働制は教員
の評価と直ちに連係しない。
4.有効期限については,過半数代表者側から1年間としたいとの要望が出された。
(有効期限を3年としたが、90日前の破棄条項を入れました)

ここに至るまで多くの方にご指導をいただき、
本当にありがとうございました。
基本的な労働条件が確定したので、
これをどう引き上げていくか、労働協約が組合の力量の見せ所です。
今後とも、よろしくお願いいたします。