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『毎日新聞』神奈川版 2004年4月6日付 「改革に力貸して」――改革進める横浜市大で1147人が入学式 /神奈川 学部再編や教員の任期制・年俸制導入などを柱に改革を進める横浜市立大学 (小川惠一学長)の入学式が5日、横浜市金沢区の同大総合体育館で開かれ、 1147人の新入生が新しい生活をスタートさせた。式には、中田宏市長のほ か、来春の独立行政法人化で初代理事長に就任する予定の孫福弘・最高経営責 任者も出席した。 入学したのは商、医、国際文化、理の4学部計748人と大学院279人、 看護短期大学部120人。来年度、国際総合科学部(仮称)への統合が決まっ ている商、国際文化、理の3学部は最後の入学式となった。 小川学長は「数年にわたる自由な時間を得る機会は今以外にない。日本や世 界の将来のために考える力を身につけるよう切望する」と新入生を激励した。 一方、中田市長はあいさつで市大改革問題に触れ、「(長い歴史を持つ市大 で)ものを変えるのは大変だが、自発的にかかわり、行動することが先人に対 する感謝の表し方。市大が世界に誇りうる大学に変わるよう皆さんにも力を貸 してほしい」と改革への協力を呼びかけた。【渡辺創】 |