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新首都圏ネットワーク


『沖縄タイムス』夕刊 2004年4月1日付

琉大法人化スタート

 全国の国立大学が独立行政法人としてスタートした一日、琉球大学でもセレ
モニーが行われた。

 米軍政府布令で創立された琉大にとっては、琉球政府移管、本土復帰による
国移管に続く「第三の世替わり」。全国的な少子化で大学間の競争が激化する
中、改革を進めていく。

 森田孟進学長は「大学改革の一環としての法人化に行財政改革という要素が
入り、状況は複雑で困難さを増した。だが、沖縄の地域特性に根差した教育研
究の推進で、琉大はいっそう発展し得ると考えている。法人化という変化に対
応するためには、私たちの意識改革が極めて重要だ」と教職員に呼びかけた。

 新設されたポストの理事(五人)と監事(二人)の紹介もあった。

 琉球大は教職員約千八百人。六学部と六大学院・一専攻科に学生約八千人が
学ぶ。