トップへ戻る   以前の記事は、こちらの更新記事履歴
新首都圏ネットワーク


『岩手日報』2004年4月1日付

法人化の岩手大が始動 学長が所信


 岩手大(平山健一学長)は1日、国立大学法人岩手大学として始動した。発
足に当たり平山学長が約270人教職員を前に「所信表明」を行った。法人化
を発展の契機として、教職員一体となって運営に取り組むよう呼び掛けた。

 平山学長は「国立大学法人岩手大学発足にあたって」と題して講演。法人化
制度設計に関して運営体制、健全な大学経営確立、課題への対応、教職員の職
場環境などへの今後の取り組みを述べた。

 教職員、学生へのメッセージとして▽自立的な研究への創意工夫▽社会責任
の自覚▽自由で楽しく生産的な学びの場の創設―などを挙げた上で「教職員同
士が連携して大学を盛り上げていこう」と訴えた。

 同日は新役員の辞令交付、地域連携推進センターの開所式も行われた。法人
化で学生への教育サービス充実、地域貢献の推進が期待される。