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新首都圏ネットワーク

私の所属する山形大学に於いても工学部Bコースがあります。これまでは、勤務時間の変
則的割り振りで対応させられてきています。つまり、工学部Bコース担当教員は、担当の
日は、朝の出勤時刻を遅くして、夜の授業が勤務時間にはいるようにしています。

従って、依る授業のある教員が朝1コマ目に授業をすることはありません。しかし、現実
には、学生の卒業研究や、修士論文研究の仕事や、ゼミ、会議などで、出勤時刻以前から
学校に出てきているのが現実です。

このため、私たち山形大学職員組合では、工学部Bコース担当教員には適切な時間外手当
てを支給するよう要求しています。

しかしながら、予算との関係もありますので、もし、そうした時間外手当で対応できない
場合は、1ヶ月または1年単位の変形労働制を導入し、朝と夜と授業がある日の労働時間
は長くし、そうでない日の労働時間を短くするとか、8,9月度の月労働時間を減らす等
の方策を考えるべきだと思っています。

裁量労働制を導入すると必要以上に授業の義務が増やされ兼ねません。

      山形大学職員組合書記長 品川敦紀