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新首都圏ネットワーク

『京都新聞』2004年2月27日付

滋賀大、経営協議会委員を内定
 OBの経済人など含む

 滋賀大(本部・彦根市)は27日、今年4月の国立大法人化に伴って新設す
る役員会の学外理事1人と、経営協議会の学外委員6人を内定したと発表した。
同大学OBの経済人3人が含まれており、宮本憲一学長は「厳しい財政状況の
中で、経営のノウハウを生かしてほしい」と期待を寄せた。

 役員会は、現在の評議会に代わる大学の最高決定機関。学長を含む5人の理
事で構成する。学外理事には、同大学出身で窯業「ノリタケリフラクトリー」
(岐阜県明智町)の吉野祐次郎顧問が人事と労務管理の専門家として内定した。
任期は宮本学長の任期が切れる今年7月16日まで。

 経営協議会(12人)は予算編成や決算などを審議する機関。半数以上を学
外から選ぶことが義務付けられている。6人の学外委員のうち、力石伸夫滋賀
銀行専務、福島吉治セガ相談役の2人が同大学出身。任期は4月1日から2年
間。

 その他の学外委員は次のみなさん(敬称略)。

 上原恵美(びわ湖ホール館長)▽田島暁(中日新聞論説主幹)▽中島晃(弁
護士)▽吉川勉(前県教育長)