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新首都圏ネットワーク


共同通信配信記事 2004年2月18日付

都立大教員の6割未提出 新大学への就任意思確認書


 東京都が都立の4大学を統合して来春開校する新大学「首都大学東京」への
教員就任の意思確認書を、都立大教員の約61%が提出していないことが18
日、分かった。他の3大学はほぼ全員が提出し、4大学全体の提出率は約56
%だった。

 都立大では、都主導の設立推進や教員への任期制、年俸制導入などに対する
反発があり、確認書について「趣旨が不明」などとして、就任の意思があって
も提出を保留する動きが出ていた。

 新大学には約430人の教員が必要で、現時点の希望者だけでは不足する。
都大学管理本部は、今後提出者が増える可能性があるとする一方「最終的に不
足した場合は公募と非常勤で補充する」としている。