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<大学入試>前期入試への一本化 国大協が認める方針 毎日新聞ニュース速報 国立大学協会(会長・佐々木毅東京大学長)は12日、今年度導入された新学 習指導要領で学ぶ現在の高校1年生が受験する06年度入試の2次試験につい て、学科単位で前期・後期に分ける分離分割方式を見直し、論文や面接で選抜 するアドミッション・オフィス(AO)入試や、推薦入試で一定の人数を募集 する場合、前期入試に一本化してもかまわないことを決めた。 このほか募集人員の分割は学部単位に変え、原則として前期7、後期3の現行 の分割比率を各大学の裁量で弾力化することも確認された。 分離分割方式をめぐっては、大学側に前期合格者と比べて後期合格者の学力レ ベルが低いとの不満が大きく、実際は7.5対2.5と前期志向になっており、 東京大などは9対1となっている。【横井信洋】 [2003-11-12-20:45] |