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産業界への貢献度で大学格付け 三菱総研と河合塾


朝日新聞ニュース速報

 三菱総合研究所と大手予備校の河合塾(本部・名古屋市)は27日、国内の各
 大学を、産業界からのニーズへの貢献度で評価し、ランキングとして公表した。
 今回が初の試みで、IT(情報技術)とバイオの2分野で評価。東大などのほ
 かに静岡大や鳥取大も最上位のグループに入った。

 経済産業省から委託を受けて実施した。学外との共同論文の発表数、企業から
 講師が派遣されている講座数、科学研究補助費の採択金額、大学発のベンチャ
 ー企業数、企業との特許共同出願件数、補習教育の実施有無など計25項目を
 細かく採点し、評価した。ただ、評価材料の一つとした各大学へのアンケート
 は回収率が50%を下回った。

 両分野で最上位から5%の「A+」と評価されたのは次の大学の学科や専攻。

 【IT分野】(情報セキュリティー)東京、九州、横浜国立、静岡、中央、慶
 応(コンピューターハードウエア)京都、大阪、東京、広島、慶応、鳥取、九
 州、東北、筑波、早稲田【バイオ分野】(バイオマテリアル)京都、東京、東
 京工業(生物有機)千葉、名古屋、京都薬科、富山医科薬科、京都
[2003-10-28-03:04]