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国立大評価委員に野依氏ら 法人化で研究など判断


共同通信ニュース速報

 文部科学省は三十日、来年四月に法人化する国立大の教育研究や
組織運営などの業績を評価する「国立大学法人評価委員会」の委員
として、ノーベル化学賞受賞者の野依良治・理化学研究所理事長ら
十六人を決めた。
 十月一日付で文科相が発令する。委員長は近く開く委員会総会で
、委員間で互選する。
 評価委員会は二十人以内で構成し、委員の任期は二年間と政令で
規定。各国立大学法人の中期目標に対する六年間の実績を評価する
。評価結果は国の交付金に反映される。当面は各国立大学法人の中
期目標案を検討し、目標を認可する文科相に意見を述べる。
 十六人の委員のうち、現職を含めた国立大や私立大の学長経験者
が半数以上の九人を占めた。財界や労働界、マスコミ関係者も委員
に入り、平均年齢は約六十四歳。
 評価委は、教育研究面の評価で「大学評価・学位授与機構」の評
価結果を尊重することになっているが、同機構長の木村孟氏も委員
に入った。
(了)
[2003-10-01-08:08]