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国大協 秋までに2次試験の改善策策定 NHKニュース速報 入学定員をほぼ七対三に分けて前期と後期の二回行われている国立大学の入学 試験の二次試験について、国立大学のほとんどの学長が「変更が必要だ」と考 えていることがわかり、全国の国立大学で組織している国大協=国立大学協会 は今年の秋までに具体的な改善策をまとめることにしています。 分離分割方式で行われている国立大学の二次試験は、前期と後期の入学定員を ほぼ七対三に分けるという国大協が作ったガイドラインを各大学がほぼ守る形 で試験が行われています。 国立大学が独立行政法人となった後の入試制度について検討している国大協は、 先月、全国九十三の国立大学にアンケート調査を行い、全ての学長から回答を 得ました。 それによりますと、九十五パーセントの学長が「現在の分離分割方式を見直す べきだ」と答え、「どちらとも言えない」と答えた学長は五パーセントだけで した。 また具体的な改善点について七十パーセント以上の学長が、大学が自由に前期 ・後期の入学定員を決められるようにして欲しいと答え、日程も含め完全に自 由化して欲しいと言う意見もありました。 国大協は「少子化の中で各大学が希望する学生を十分に集めることができない 実態が現れ始めている」として、今年秋までに平成十八年度の入試の具体的な 改善点について検討することにしています。 [2003-08-28-11:19] |