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専門職大学院の定員大幅増 法科大学院開設で


共同通信ニュース速報

 文部科学省は二十八日、法科大学院など高度な実務能力を身に付
ける専門職大学院の来年度の入学定員について、本年度から千八百
六十一人増の二千八十七人にすると発表した。
 法科大学院の来春開校などで、これまで五つだった国立の専門職
大学院は大幅に増加。大学院全体でも二千五百三十七人増で、過去
最多の五万三千七百二十五人になる。
 国立大二十校の法科大学院分の入学定員は計千六百五十人。この
ほか小樽商科大や東北大、東大、香川大の四大学が経営や公共政策
などを専攻する専門職大学院を新設、入学定員は計百九十五人とな
る。
 法科大学院開設に伴い、多くの国立大が法学関連学部の入学定員
を減員。東大の百九十人など合計で九百二十五人減る。
 四年制大学の入学定員は六百六十二人減の九万六千五百二十五人
。短大は六百八十人減の二百九十人。大学・短大合わせ千三百四十
二人減で、十年連続の減員になった。
(了)
[2003-08-28-18:27]