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『日本経済新聞』2003年8月1日付

国立大と企業の共同研究28%増、昨年度件数最高に


 文部科学省は31日、国立大学が2002年度に実施した企業との共同研究件数が
過去最高の6767件(前年度比28.6%増)に達したと発表した。共同研究の件数
は産学連携の推進機運を背景に、ここ数年2―3割の大幅増が続いている。

 実施主体で最も多かったのが東京大の417件で、大阪大(265件)、京都大
(227件)が続いた。旧帝大だけで約1700件と全体の4分の1を占めた。テーマ
別では生命科学が24.3%で首位。以下、情報通信(14.7%)、環境(13.4%)、
ナノテクノロジー=超微細技術(13.2%)の順。民間企業のうち中小企業の占
める割合は約3分の1の2330件。