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大学・短大628校が応募 「特色ある教育支援」事業 共同通信ニュース速報 教育面での大学の意欲的な取り組みを選び、資金を重点配分する 文部科学省の新規事業「特色ある大学教育支援プログラム」に応募 した大学・短大は六百二十八校に上ったことが四日、文科省のまと めで分かった。大学・短大全校の54%が応募したことになる。 四年制大学は68%に当たる四百七十七校が申請、短大は百五十 一校で全体の32%。複数の大学による共同申請も三十六件あった 。選考結果は九月上旬に公表する。 選定数はテーマごとに申請件数の一割以内をめどとしており、合 計で六十―七十程度の大学・短大が選ばれる見通し。優れた研究に 資金を配分した「21世紀COEプログラム」と同様、狭き門にな りそうだ。 応募したのは国立九十五校(うち短大二校)、公立五十九校(同 十三校)、私立四百七十四校(同百三十六校)。 プログラムの実施委員会が設定した五つのテーマ別では、高校教 育との連携など「教育課程の工夫改善」に申請したのが大学・短大 合わせて二百三十校で最多。次いで国際化など「総合的な取り組み 」百三十五校、学習達成度評価など「教育方法の工夫改善」は百二 十七校。「地域・社会との連携」八十六校、「学生の学習や課外活 動支援の工夫」四十九校だった。その他のテーマで申請した短大も 一校あった。 この事業の応募は各大学・短大から一件に限られており、既に実 施している教育内容が対象。 (了) [2003-08-04-18:03] |