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佐々木学長を事実上信任=改革断行で、投票は見送る−東大

時事通信ニュース速報

 東京大学は24日、臨時評議会を開き、来年4月の大学法人化に当たって佐々
 木毅学長から信任を求められていた問題を議論した。この結果、「学長のリー
 ダーシップの確立は不可欠」とするなどの決議を全会一致で採択した。佐々木
 学長が求めていた信任投票は見送られたが、同学長は「実質的に信任と受け止
 めている」と述べた。

 佐々木学長は国立大法人化法の成立を受け、15日の評議会で、学長の強力な
 リーダーシップの下に組織の大幅改編を含む大改革を実施すると所信表明。評
 議会を開き、信を問うことにしており、この日は東大紛争時以来の学長信任投
 票が行われる見通しだった。 

[時事通信社]
[2003-07-24-13:18]