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<弁護士資格>大学教授への特権廃止 政府


毎日新聞ニュース速報

 政府の司法制度改革推進本部は22日、大学の法律学の教授などを5年以上務
 めれば無条件で弁護士資格を得られる制度を廃止する方針を決めた。来年度中
 にも弁護士法を改正する。

 弁護士法は、司法試験に合格して司法修習を終えずに弁護士資格を与える特例
 として、大学教授や内閣法制局の参事官などを規定している。しかし、司法改
 革で法律家の実務能力が重視される中で、研究だけに従事していた大学教授へ
 の特例について見直しの声が出ていた。日本弁護士連合会によると、65年か
 ら02年までにこの特例を利用して弁護士登録したのは332人。今後は、司
 法試験に合格後、一定期間の研修を終えなければ弁護士になれない。【伊藤正
 志】


[2003-07-22-19:45]