トップへ戻る   東職HPへ戻る
独行法反対首都圏ネットワーク

☆竹中金融担当大臣と遠山文部化学大臣は、大臣として資質を問われている  
 .民主党菅代表定例記者会見  2003年7月1日より
 

--------------------------------------------------------------


民主党菅代表定例記者会見  2003年7月1日より


http://www.eda-jp.com/dpj/kan/030701.html

■竹中金融担当大臣と遠山文部化学大臣は、大臣として資質を問われている

(略)

同じ参議院で先日の質疑の中で、わが党の桜井充参議院議員が、文部科学大臣
との質疑の中で、遠山大臣のほうから委員の差し替えで出てきた桜井議員に対
して、『途中から突然委員におなりになったわけでございまして』と、ポッと
出てきた、という言葉も使ったというふうに報告も聞いております。

しかし桜井充議員というのは、かなりしっかり勉強している議員でありまして、
それまでの議事録を精査した中で、特にいま問題になっております国立大学の
独立法人化の問題では、文部省ががんじがらめに、国立大学を法人化した場合
にコントロールしようとする。さらにそこに、一つの学校に10人ないし10数人
の天下りを配置しようとする事柄について厳しく指摘し、何度も質疑が止まっ
ているわけでありますけれども、こういう中で失言として謝ったということで
ありますが、大臣がそうした委員の差し替えについて、差し替えがあたかも不
当であるかのようなことを言うのは許し難いことだと考えています。

文部省出身の官僚でなければ文部大臣になれないのかと、そういう官僚出身の
大臣だからこそ、逆に言えば官僚の作文しか訴えられないのではないか。その
ことをよく自分に言い聞かせて、桜井充議員の提起している問題に対して、き
ちっとした答えが出せないようであれば、これまた文部科学大臣としての資質
が問われることになる。

別にこの言葉一つを取り上げているわけではなくて、本来規制を少なくする、
緩和する方向で独立法人、あるいは国立大学の法人化というのが議論されてき
たにもかかわらず、まったく逆の方向に進んでいる。このことについての責任
は極めて重い。このことについても、わが党としてはまさに重大視をして臨ん
でいきたいと思っております。