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6月15日(日)朝日新聞山形県版 国立大法人化を語り合うシンポ 山形 国立大学の法人化など、教育をめぐる問題を話し合う「市民シンポジウム」が14日 、山形市の山形大であった。国立大を法人化する法案は今国会で成立する見通しだが、そ の結果、基礎科学の研究が手薄になったり、「大学の自治」が脅かされたりするとの危険 性が指摘された。 山形大職員組合などの主催。県教組や全山形教職員組合の幹部も招き、小中学校教育の 現状や、教育基本法改正問題についても話し合った。 国立大法人化については、全国大学高専教職員組合中央執行委員の品川敦紀氏(同大 理学部)が法案を解説。(1)文部科学省は国立大に補助金を出さなくてもよい(2)各 大学は運営計画を同省に示して認可を受けなければならず、違反すれば過料が課される( 3)学長選考は必ずしも選挙で行わなくてもよい−−との規定になっていると指摘し、「 大学の自治や学問の自由が奪われる」と批判した。 (6/15) |