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 2003年6月28日 毎日新聞広島ニュース

県立3大学統合へ改革案を提示 05年春の再編目指す−−県 /広島

 県は27日、県立大(庄原市)▽広島女子大(南区)▽保健福祉大(三原市)の県立3大学計5学部13学科を、1大学(3キャンパス)3学部11学科に統合する改革案を、県議会文教委員会に提示した。05年度春の再編を目指す。3大学には先月、再編案を提示したが、女子大の教職員らが反対運動を進めている。
 県によると、現在の各大学をそれぞれ、新大学の庄原、広島、三原キャンパスとする。庄原には生物環境学部、広島には国際経営学部、三原には保健福祉学部を設ける。大学院も総合学術研究科に一本化したうえ、庄原に先端科学技術、広島にマネジメント・IT、三原に保健福祉の各専攻を置く。
 再編に伴い、学生数は2544人(学部2426人、大学院118人)から、2275人(同2120人、同155人)に減る。
 これに対し、女子大の教職員ら約50人は今月10日、「県立広島女子大学の明日を考える会」を結成し、反対の署名活動や意見交換会を行っている。