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2003年6月26日 共同通信 

59大学・短大が組織改編へ 04年度の新学部学科届け出

 文部科学省は26日、2004年4月開設予定の公私立大の学部学科の新設など組織改編の届け出状況を公表した。私立大、同短大58校と公立短大1校の計59校が、既存の学部学科を廃止または定員を削減し、新しい学部学科を設置することを届け出た。
 学校教育法の改正により今年4月から、学部学科などの設置は一定の基準に該当すれば同省の認可は不要になる届け出制となった。今回は5月末までに届け出があった分で、私立大の学部新設が12校、学科新設が29校に上った。
 立命館大(京都市)は文学部の哲学、文学、史学、地理学の4学科の昼間と夜間コース(定員計930人)を廃止し、文学部人文学科(定員910人)に統合。仏教大(京都市)は「看板」の文学部の仏教学科などを廃止。新しく社会福祉学部社会福祉学科を設けるなど大型改編に踏み切る。
 早稲田大(東京都新宿区)は政治経済学部経済学科の定員を150人減らし、新たに同学部に定員150人の国際政治経済学科を設ける。(共同通信)