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☆金大法科大学院、30日に設置申請 林学長、法学部の主張尊重   
 .北国新聞 2003年6月21日 
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北国新聞 2003年6月21日

金大法科大学院、30日に設置申請 林学長、法学部の主張尊重

 金大は二十日、来春の法科大学院(ロースクール)開設を目指して三十日に文部科学省に設置申請すると発表した。会見で林勇二郎学長は「法学部が自信を持って申請できると主張した」と述べ、法科大学院の主体となる同学部の意向を尊重し、申請に踏み切ったとした。ただ、これまでの文科省との事前協議で不備が指摘されてきたカリキュラム内容などについて、短期間での見直しが迫られ、認可が得られるかどうかのめどが立たないままの申請となる。

 新しい計画の概要は、一学年の学生数を当初より二十人減らして四十人、専任教員を三人増やして十九人とした。法科大学院は定員の七割以上の司法試験合格者を目標に据えており、定員を減らし教官を増やすことで、より実現可能な運営、指導体制に近づけたとみられる。

 申請は文科省の大学設置・学校法人審議会で認可の可否などを審査、十一月に結論が出る予定。認可されれば、来年一、二月の個別入試を経て、四月に一斉に開校する。