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国立大相手に訴訟も 外国人学校の受験資格で 共同通信ニュース速報 朝鮮学校など外国人学校の卒業生が大学受験資格を無条件で得ら れない問題で、資格認定を求めて国立大との交渉を始めた弁護士有 志らが十八日、東京都内で記者会見し「結果次第では各大学の法的 な責任追及も辞さない」と述べ、訴訟も視野に入れていることを明 らかにした。 弁護士約百七十人でつくる「外国人学校・民族学校の問題を考え る弁護士有志の会」は、十七日に一橋大、十八日に東大をそれぞれ 訪問。朝鮮学校在学生の代理人として入学資格認定書の交付を申請 し、七月末までの対応を求めた。今後、全国で十―十五の国立大に 対し同様の申請をする。 既に全国で約半数の公立大や私立大が独自に受験資格を認めてい るが、国立大は文部科学省の方針に従い、門戸を開放していない。 同会共同代表の新美隆弁護士は「理性の府である大学が対応を改 め、時代遅れの文科省が否定されるような動きにしたい」と説明。 東大に申請書を出した師岡康子弁護士は「これは子どもに対する 文科省のいじめ。受験生から具体的に相談を受けており、大学の出 方次第で裁判にする」と語った。 (了) [2003-06-18-17:42] |