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国大協の法人法案めぐり、一部学長から異論 
 .03/06/11 朝日新聞ニュース速報 
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国大協の法人法案めぐり、一部学長から異論


朝日新聞ニュース速報

 国立大学協会(会長=長尾真・京都大学長)が11日に東京都内で開いた総会
 で、国立大学法人法案について、国会での可決後に見解を出すという執行部の
 方針に、法案に批判的な立場の一部学長から反発が出た。
 反対の声は、「国立大の存亡の問題なのに法案が通過してから見解を出すのは
 不見識」(滋賀大)、「法人化で権限が集中する学長が集まっているのだから、
 審議中に見解を出すべきだ」(宇都宮大)などだ。
 執行部は「心配があれば国への要請事項に書き込む」と説明した。法案の成立
 後、改めて臨時総会を開き、見解をまとめるという。
 これまで、協会は法案について「特別な問題点は生じていない」とする見解を
 特別委員会でまとめたが、総会では議論していない。
 長尾会長は「国大協は文部科学省と交渉を続けてきたが、社会の声や政治的な
 力で今の形に落ち着かざるを得なかった。改めて見解を出して、どこまで効果
 が期待できるだろうか」と話した。
[2003-06-11-21:14]